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米国最新事例とボディデータが変えるフィットネスジム~SPORTECセミナー対談~

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3DボディスキャナーOMOソリューション

2024年7月16日(火)~7月18日(木)に開催された、スポーツ、フィットネス、ビューティー、健康づくり、スポーツパフォーマンス向上のための総合展「SPORTEC2024」内セミナーで、ビーツの執行役員 / イノベーション戦略本部長 西村 幹太がiBODY JAPAN株式会社の代表取締役社長 林 和人氏、iBODY JAPAN株式会社取締役 月刊ネクスト編集長 岩井 智子氏にグローバル市場におけるボディデータの重要性や米国最新のフィットネストレンドについてお話を伺いました。この記事では、対談の一部を抜粋してお届けします。全ての内容はアーカイブ動画でご確認いただけますのでぜひお申込みください。

米国フィットネスジムトレンド

西村 幹太(ビーツ / 以下、西村)アメリカのフィットネスジムの最新トレンドはコロナ以降どのように変わってきましたか?

岩井 智子氏(iBODY JAPAN / 以下、岩井)コロナ前からその潮流はありましたが、コロナをきっかけに爆発的に主流になってきた2つのトレンドを紹介します。

ー1.「コワーキング」
現在、米国のフィットネスジムでは、フィットネスジムとコワーキングスペースとの一体化が進んでいます。リモートワークがコロナを契機に広まったことでフィットネスジムで仕事もする、ということがスタンダードになってきました。もともとフィットネスを習慣にしている人はフィットネスジム内に併設されているカフェなどで仕事と運動どちらも行っていましたが、そのニーズが広がったことでコワーキングスペースを設ける施設が増加しています。

ー2.「メディカル」
昨今、SNSでフィットネスに関わる情報を無料で手軽に取得できるようになってきました。一方でフィットネスジムは施設ならではの価値を追求しています。そのような取り組みの一つとして注目したいのが「メディカル」です。理学療法士が常駐して運動療法を提供するサービスカウンターが設置されていたり、個々の身体の機能を測定し、個別のトレーニングメニューを提案するなど医療と連携したサービスを展開する施設が登場しています。

セミナー資料より

西村 :なるほど、個人の詳細なボディデータを把握してトレーニングをサポートすることで、フィットネスジムが予防医療に貢献する時代になっているんですね。

岩井 :そうですね。ボディデータをデジタル化し、データに基づいたトレーニングの提案を受ける時代が近づいていると思います。「ボディデータ」の活用はフィットネス業界でこれからますます注目されていくのではないでしょうか。

西村 :ありがとうございます。では続いて、林さんにボディデータビジネスの拡大についてお伺いしたいと思います。ボディデータビジネスはどのように進化していくのでしょうか?

ボディデータビジネスの拡大

林 和人氏(iBODY JAPAN / 以下、林)データビジネスは、今後ますます重要性を増すと考えています。まずはヒューマンデジタルツインの市場について紹介すると、この市場は2032年には約6兆円に到達すると予測されています。
出典:Global Market Insights Inc.

ーヒューマンデジタルツインの事例やボディデータ活用のトレンドについて詳しくはアーカイブ動画をご覧ください。

ボディデータを取得する3Dボディスキャナー

西村:次にiBODY JAPANとビーツが始める3Dボディスキャナー事業についてご紹介したいと思います。私たちビーツはiBODY JAPANが開発した3Dボディスキャナー技術を施設に導入するにあたりUX(ユーザーエクスペリエンス)の設計やマーケティング・保守など運用面をサポートしています。

西村:今後ますます無人化・省力化が進むと考えられるフィットネスにおいても、3Dボディスキャナーを活用した新たなUX(ユーザーエクスペリエンス)の提供が可能であると考えています。iBODY JAPANのボディスキャナーについてご紹介をお願いします。

林:iBODY JAPANの3Dボディスキャナーは、産業技術総合研究所の基幹システムを活用しています。高精度なボディデータを短時間で取得することができ、取得したボディデータを基に骨格や姿勢の歪みを可視化し、体の状況に合わせて適切なレコメンドを提供することもできます。

西村:それでは実際のアプリをご覧いただき、詳しく解説いただきたいと思います。

3Dボディスキャナーについてはサービスページでもご紹介しています。

実際のアプリで解説!詳しくはアーカイブ動画をご覧ください

今回の対談では、米国の最新ジムトレンドとデータビジネスの未来について多くの興味深い情報が提供されました。また3Dボディスキャナーについても実際のアプリを操作し、測定データや、そのデータを基にした分析について詳しくご説明いただきました。詳細は、アーカイブ動画でぜひご確認ください。


3Dボディスキャナーのご相談はビーツへ

最後までお読みいただきありがとうございました。ビーツは2023年10月に業務提携したiBODY JAPANとともにさまざまな業界のリアル店舗で3Dボディスキャナーを活用したUXの提供を進めています。3Dボディスキャナーについてご質問や活用についてのご相談はぜひビーツにお気軽にご連絡ください。

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