Voiceインタビュー・対談

client

株式会社鍛冶商店様

紙製ツールから「クラモニ」へ移行して費用・業務圧縮と案内の効率化を実現

tags

OMOソリューションクラモニデジタルサイネージ

創業から70年にわたり、上質な商品が集まった宝箱のような売場で、お客様を魅了するスーパーマーケット「カジマート」。石川県を中心に北陸地方で8店舗展開されています。

今回クラモニを導入いただいた株式会社鍛冶商店の鍛冶様にお話を伺いました。

ーーまずは、自己紹介をお願いします。

カジマートの全店統括をしております鍛冶と申します。
鍛冶商店は昭和26年に設立されまして、2021年で創業70周年になります。
私は全店の統括をしながら、今回導入した「クラモニ」の管理・運営も担当しています。

馴染みのないスマホレジ導入
お客様自身で完結していただくには

ーーそもそもどのような課題があってクラウドサイネージをご検討されたのでしょうか。

スマホレジの導入により、お客様への案内業務が発生するという課題が検討のきっかけとなりました。

カジマートでは、2020年に勤怠管理をデジタル化したことをきっかけに、2021年より売場のデジタル化を進めようと計画していました。
それに先立ち、桜田店では石川県初のスマホレジを導入しました。スマホレジというのは、お客様がご自身のスマートフォンでバーコードスキャン、専用アプリに商品登録しながら買い物かごに入れていただき、会計時にアプリに表示されるQRコードを専用レジで読み取ってお支払いいただく、という流れでご利用いただくレジシステムです。

導入当初はお客様からスマホレジの使い方について多くのお問い合わせをいただきました。売場スタッフは通常業務と並行してお問い合わせ対応を行っていて業務が増えてしまったため、お客様ご自身でスマホレジの使い方をご理解いただけるような売場づくりが必要だと感じ、クラウドサイネージの検討をはじめました。

お客様の流れに合わせて1台のモニターでご案内
①入店時にスマホレジの使用方法をご案内
②会計前に季節商品をご案内
※店舗図はイメージです。
スマホレジの様子。
※カジマート桜田店Instagramより
(@kajimart_sakurada)

ーーどのように検討を進められて「クラモニ」を導入いただいたのでしょうか。

管理・運用を一元化できること、操作が簡単で機能が充実していること。この2点を押さえたクラウドサイネージをインターネットで検索していました。

弊社は現在北陸地方内で8店舗を展開していますが、桜田店以外の全店舗へのクラウドサイネージの導入も視野に入れており、管理・運用が一つのシステムで完結できるサービスを探していました。

また弊社にはデジタルの専門スタッフがいるわけではないため、操作が簡単で機能が充実しているクラウドサイネージが必要でした。「クラモニ」は、再生したいコンテンツをドラッグ&ドロップだけで登録できたり、あらかじめプレイリストを作成しておけば自動再生されるという便利な機能が搭載されている上に、費用もリーズナブルだったので、他のサービスと比較することなく、すぐに導入を決めました。

「クラモニ」なら複数台のモニターもまとめて管理

ーー実際に「クラモニ」を利用してどのような情報を発信されていますか?

桜田店にはレジ前と精肉コーナーに1台ずつ、合計2台モニターを設置して「クラモニ」で管理をしていますが、モニターごとにプレイリストを作成して情報発信しています。

レジ前ではスマホレジの使用方法やクリスマス、おせち料理などの季節商品のご予約案内、精肉コーナーでは商品の産地情報やオススメレシピなどを発信しています。
スマホレジの使用方法の合間に予約商品などの情報も流すことができるので、効率的に使用できています。

プレイリストを編集する際も、ボタンを押すだけで簡単に再生コンテンツの順番を入れ替えることができるのでありがたいです。


精肉コーナでの産地情報放映の様子。

ーー「クラモニ」の操作性や通信状況はいかがでしょうか?

操作はシンプルで、1日ですぐに慣れました。通信環境も安定しています。

操作が煩雑そうなものはできるだけ避けたかったのですが、「クラモニ」は本当に簡単で良かったです。店舗ごとで放映スケジュールをアレンジできたりループ再生などもできるので、全店舗導入の際はより活用できたらと思います。

また店舗のWi-Fiに接続して使用していますが、画面が止まってしまったり、起動しないなどのトラブルもなく、スムーズに使用できています。

鍛冶商店様ではプレイリストを活用して多くの情報を発信されています。

「クラモニ」導入でコスト削減も業務負担軽減も実現

ーー導入効果はいかがでしたか?

大きくは、3点の効果を感じています。

1点目はスタッフの業務負担軽減を実現できたことです。
前述の通り新しいポスターを製作する度に貼替え作業が発生していましたが、パソコン1台ですべてのモニターの内容を更新できるようになったことや、お客様ご自身でスマホレジの利用方法をご理解いただけるようになったことで、スタッフへの問い合わせ数を減らすことができました。

2点目は、お客様への情報提供が常にスムーズに行えることです。
これまで現地へ足を運んで手作りで商品情報のツールを製作したり、試食販売で商品の魅力を伝えていましたが、新型コロナウィルスの蔓延によってこのような手段でお客様へ情報提供を行うことが難しくなってしまいました。しかし「クラモニ」を導入したことで静止画や動画のデータさえ準備すればすぐに放映することができるため、情勢に左右されず、常に鮮度の高い情報を提供できるようになりました。

3点目は費用の削減です。
今まではポスター1枚を製作して掲示する場合も、印刷会社に依頼して各店舗へ送り込み、設置をしていました。大きいものだと1枚5,000円ほどかかっていましたが、「クラモニ」は1店舗あたり月額2,000円※1で利用できるのでコスト削減に繋がりました。さらに、ポスター1枚に掲載できる情報量には制限があるので度々製作して張り替えるというのを繰り返していましたが、サイネージであれば制限なく情報を発信できることも魅力に感じています。
※1店舗10台までの利用2,000円(税抜)の場合の金額です。

カジマート様ではこだわりの商品をインスタグラムでも発信するなど、積極的にデジタルを活用されております。※カジマート桜田店の公式インスタグラムより

ーースタッフからの反応はいかがでしたか?

「クラモニ」の操作、管理は現在本部にいる私の方で行っていますが、スタッフの間でも話題になっており、コンテンツに関して「こんな内容を訴求したい」というような声が挙がっています。

従来通りの紙製のツールの時は本部から送り込むものを掲示するだけでしたが、リアルタイムで再生コンテンツを変更できる「クラモニ」を導入してからは、より積極的にスタッフから意見を発信してくれるようになったので、私も嬉しいですね。

コンテンツを豊富に準備し 動画を活用して効果的に運用していきたい

ーー今後の展望をお聞かせください。

創業70周年を迎えた今年、桜田店へスマホレジを導入するという初めての試みを実行しました。今後全店舗へ配備を検討していますが、スマホレジはまだまだ導入実績が少ないので、引き続き「クラモニ」を活用して各店舗の業務負担を軽減していきたいと考えています。

また“北陸のハイクオリティ・スーパーマーケット“として今後もお客様の生活を豊かにする、鮮度の高い情報や商品をお届けしていきたいと思います。

ーーお忙しい中、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。


株式会社鍛冶商店様のような、業務効率化につながるクラウドサイネージにご興味がある方は「クラモニ」にお気軽にお問い合わせください。
各企業に最適なプランや機能などをご提案させていただきます。

このインタビュー・対談をシェアする

X