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注目を集める!展示会ブースデザイン5つのポイント

注目を集める!展示会ブースデザイン5つのポイント

展示会の成功は、まずブースデザインから始まります。訪問者の興味を惹きつける魅力的なブースは、企業や商品・サービスの印象を増幅し、ビジネスの成果を最大化する重要な要素です。

そこで今回は、効果的な展示会ブースのデザインについて紹介してみたいと思います。


目次

1.展示会ブースデザインの重要性

多くの出展企業がひしめく展示会場で、自社ブースに目を止めてもらえるのはほんの一瞬です。そんな来場者の視線をどのようにキャッチするか、それがブースデザインのポイントになります。

「ちょっと気になるな」「見てみたいな」と思わせることができたら、他の企業が目当てで来られた来場者でも大逆転、商談へと発展するかもしれません。

注目を集める!展示会ブースデザイン5つのポイント

今回の記事では、はじめて展示会に出展される企業のご担当様にも分かりやすく、注目を集めるブースデザインについて考え方のヒントをご紹介します。

展示会のデザインを専門業者に依頼しても、思ったように成果が出ないという方もぜひお読みください。

2.注目を集めるブースデザイン5つのポイント

ポイント①

企業・商品の個性や特徴を強調しよう!


来場者は展示会場をキョロキョロしながら、遠目にブース群をみながら歩いています。
まわりの企業と同じようなブースデザインでは通り過ぎてしまうかもしれません。

まず企業や商品のブランドイメージを、ブース全体で表現できる演出を考えてみましょう。
遠目で見るだけで、「企業の個性」がぱっと分かるブースデザインです。

ポイント①企業・商品の個性や特徴を強調しよう!
カラーや装飾で企業のブランドイメージを演出 ※画像はイメージです

●カラーリング
・企業の商品やブランドカラーを印象的に用いる
・会社の個性や表現を色に託す(誠実=白や青、情熱=赤、高級感=黒など)
・想定される競合企業のブースカラーと比較してより目立つ色を用いる

●企業のソリューションが伝わる形状、装飾
・先進のITサービスなら未来的なシャープなデザインに
・製品の環境配慮を打ち出すなら「緑」や「森」をイメージした演出に
・歴史ある企業やロングセラー商品ならレンガや木をモチーフにする など


他にも、TV-CMを投入していればその世界観をブースデザインで再現するなどが効果的です。

ポイント②

近づきやすく、入りやすいデザイン三要素


展示会ブースは近づきやすく、入りやすく感じるものでなければなりませんが、チェックポイントはとてもシンプルです。

ポイント②近づきやすく、入りやすいデザイン三要素
※画像はイメージです

●入口が広く、分かりやすいか?
●中が良く見えるか?
●出展内容を素早く理解できるか?


これらは最初は気づかっていたつもりが、出展商品が増えたりするうちに崩れていくことがあります。

通りがかる来場者の視点で、常に開放的なブースになっているか?キャッチコピーやパネルが整理、配置されているかチェックしていきましょう。

ポイント③

響くキャッチコピーの作り方

ポイント③響くキャッチコピーの作り方

来場者の気持ちをつかむキャッチコピーが入ってはじめて、ブースデザインは完成する、と言っても過言ではありません。
じっくりとブースを見てくれる人はほとんどいないので、展示会で商談まで結びつけるには、まず来場者を短い時間で惹きつけなければなりません。

それには動機づけるキャッチコピーの存在が欠かせないわけです。


キャッチコピーで思わず「気になる」「知りたい」と思っていただくために、「お客様の目線」で作ることはもちろん重要ですが、難しいのは簡潔でなければ伝わらないところです。

そんなコピー作りには秘訣があります。

頭に“早い話が”を付けて出展する商品・サービスのキャッチコピーをいくつも、スタッフ全員で考えてみましょう。
社内の第三者に伝わるか聞いてみるのもいいでしょう。

ポイント④

“メイン”を決めてレイアウト


展示会ブースのデザインは外見ともう一つ、内部のレイアウトも大切です。

ただ単に商品やサービスが並ぶブースデザインは、のっぺりとして印象が薄いものになります。
実は、ブースのレイアウトには種類があります。

自社の思い描く展示スタイルに近いものを選ぶと、目的とデザインが上手く整合していきます。


ポイント④“メイン”を決めてレイアウト:商談重視型/商品展示型/イベント・セミナー型/試用・体験型

●商談重視型:1対1で話せるスペースを確保・重視し、落ち着いて商談ができるレイアウト
●商品展示型:取り扱っている商品を店舗のように演出・展示する、製品展示メインのレイアウト
●イベント・セミナー型:椅子を並べて、来場者向けセミナーを開催できるようにするレイアウト
●試用・体験型:試用や試食など、商品・サービスをリアルに体験できるスペースを設けたレイアウト


今回の展示会で、一番重視したいのは何なのか?メインを決めれば、それを中心にレイアウトを組むことができます。

ポイント⑤

目を引くプラス1アイデア


単にきれいに作るだけでは他社と同じような代り映えしないブースになってしまいます。
通りがかっても特に気に留めてもらえず、注目されるとは言えません。
でも、ブースは広くないし、予算も限られていて、、、。

そんな時はプラス1演出という手があります。
なにかひとつだけ、面白いものを加えれば普通に見えたブースが生き生きと個性を発揮します。

例えば、大画面映像を使えば、来場者は音と映像でブースの少し離れた場所からでも、扱っている製品やサービスについて知ることができ、興味を持った方はブースに入ってくれるでしょう。

ポイント⑤目を引くプラス1アイデア:(例)大画面映像

説明人員が足りない場合でも、まず映像を見てもらい、製品などの理解を深めてもらえるというメリットもあります。

また時間を決めてのミニイベントやゲームアトラクション、ブースすべてを見ていただくためのスタンプラリーなど趣向を用いることで、より多くの来場者の関心を引くことができます。

他にも、展示メイン商品を大きくディフォルメしたディスプレイや、巨大なガラポンを設置する、「ジャンボ作戦」もリアル展示会ならでは強い演出になります。

3.よくあるブースデザイン失敗例

よくあるブースデザイン失敗例
失敗例①

派手すぎる!


ブースを目立たせることは重要です。
しかし、派手な装飾やデザインに走りすぎるのは危険です。

派手すぎる装飾は費用も掛かり、ブースが何を展示しているのか分かりづらくなるなど逆効果になることもあります。
来場者にとって、居心地の悪いブースになってしまうと単なる悪目立ちブースになってしまいます。

展示会では、来場者に何を提案しているのか明確であることが重要です。
展示会出展の目的をもう一度確認し、一目で理解できるシンプルなものを心掛けましょう。

失敗例②

バラエティ豊かすぎる!


せっかく展示会に出展するわけですから、商品やサービスをたくさん並べたい気持ちは分かります。
しかし、商品を多く置くためにいびつなデザインのブースになってしまったり、入口や通路が狭くなると、入りにくいブースになってしまいます。

後でも思い出してもらうコツは展示品の引き算がポイントです。
展示商品が絞り込まれているほど、ひとつひとつに注目してもらえるようになり、印象的に感じてもらえるはずです。

それでも、展示商品が多くなるときは、一押しを決めてメリハリをつけると伝わりやすくなります。

失敗例③

メリットの裏にはデメリットがある


なにごともメリットがあれば、デメリットもあることを知っておきましょう。

例えば、ユニフォーム。
展示会ではブースに加え人そのものもデザインの一部になり、企業カラーや商品ロゴの入ったスタッフジャンパーやTシャツ、ポロシャツ、法被は動く広告塔になります。

同じユニフォームを着用することで、スタッフの一体感を醸成したり、来場者から運営スタッフが分かりやすい、そんなメリットもあります。

ところが、同じユニフォームのスタッフがたくさんいると、来場者の警戒心を高め近づきがたいブースになってしまう、なんてこともあるのです。

これら失敗例を挙げてきたように、展示会のブースデザインは素晴らしいデザインも、目立つカラーリングも、親しみやすいユニフォームですらデメリットになる可能性を持っています。

大切なのは微妙なバランスと、チャレンジして改善していく展示会運用です。
それには経験豊かで、相談に乗ってくれる相性のいい会社を見つけるのが一番の近道かもしれません。

4.ビーツが施工した成功事例

ビーツでは幅広い業容と規模の展示会を数多く承っております。
企業や商品・サービスの魅力を引き出すブースデザインは、商品の特長や市場環境、現状課題によって異なります。
そこで、集客できる展示会ブースデザインの事例を3つご紹介いたします。

事例①

他社と差別化する和のダイナミックな演出


支出管理などの業務効率化を実現するレイヤーX様のバクラクを紹介するブースデザインです。

横文字とお堅いイメージの出展が多い中、筆文字を使った和のダイナミックなブースデザインで大きな注目を集めました。

ビーツ展示会施工事例:レイヤーX様/バクラクブース「他社と差別化する和のダイナミックな演出」
事例②

BtoCならではの楽しい演出とスタンプラリーで注目度アップ


「肌ラボ」でおなじみのロート製薬様、ドラッグストアショーでのブースデザインです。

肌の潤いを表すデザインモチーフの期待感あふれるブースデザインで入りやすいブースを目指しています。
ブース内ではスタンプラリーを設置、盛況となり運営事務局より特別賞を頂きました。

事例③

ジャンボスマホでアイキャッチ、AIカメラで来場者計測


アプリ開発・運用・分析をノーコードで提供するアプリプラットフォーム「Yappli」を提供するヤプリ様のブースデザインです。

入口のジャンボスマホと映像で、注目度も高く、サービスを分かりやすく紹介しています。
ブース内のモニターにはAIカメラを設置し、見た人の属性などを計測、分析しています。

ビーツ展示会事例:株式会社ヤプリ/Yappliブース「ジャンボスマホでアイキャッチ、AIカメラで来場者計測」

5.まとめ

注目を集めるブースデザインを作るためには、自社の課題や目的に合わせたデザインにすることが大切です。
しかし、展示会経験の浅い企業、ご担当者が、いきなり成果の出るブースを作るのは至難の業です。

ですので成果の出る展示会ブースデザインは、プロに相談することをお勧めします。
企業や商品・サービスを詳しく理解して、最適なブースをデザインし、施工から人材手配、映像やパンフレット、ノベルティまでトータルでサポートいたします。

ところで、広告制作会社に展示会を頼むと「割高になる・進行が遅い」なんて思っていませんか?
ビーツは多彩な経験とネットワークでリーズナブルな価格で効ご提案いたします。


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